8:41 網走駅前
網走観光交通 網走駅前発・東藻琴原紺商店前行が発車しました.駅前の駐車場のぐるぐるしてるところです.人が交差点を渡ろうとしていました.
東藻琴行きは網走を8:40発,東藻琴には9:20着で,40分の間走り続けます.網走駅は網走川沿いの低地にありますが,網走は台地に挟まれた街で,このバスは途中,台地の上を超え,海岸に出た後に,鱒浦海岸を走り,藻琴浜からは,東藻琴まで藻琴川の谷あいを抜けます.
8:41 橋
網走駅を出たバスは,まず網走川を超えて市街北側へと抜けます.市街の北側・国道39号線を大きく回った後,また網走川を超えて南側へ,台地を登る道のりです.
8:41 川
網走川は大正2年の直線化工事まで河口近くも大きく蛇行する流路でしたが,現在見られる姿はまっすぐおおきいしずかな川のそれです.
8:44 網走
網走川の北側です.人が住んでいます.厚生病院前停留所でおばあさんが乗ってきました.おばあさんは網走市内で降りるみたいです.バスには自分しか乗っていません.東藻琴まで行く人は自分以外にいるのでしょうか.
8:46 川
網走川をまた超えます.網走市街の南側へ抜けます.
8:48 店
商店街です.道と店があります.さっき乗ってきたおばあさんは網走バスターミナルで降りていきました.乗客1人です.
8:49 南へ
建物や道があります.街です.
8:49 駐車場
駐車場があります.車がとまっています.
8:50 ポスター
ポスターがたくさん貼ってあります.
8:50 進む
網走川から離れて南へ進んでいきます.すこしずつ低地の部分も終わりかけてきていて,もうすぐ桂台です.
8:50 家
きれいな色の家です.
8:51 桂台
網走の市街地の南の端まで来ると,台地の部分が始まります.バスは長い坂をがんばって登っていき,桂台地区に入ります.この先,駒場地区,南が丘地区,つくしが丘地区などを経て台地を横断しますが,最も標高が高い駒場地区は海抜60m程度あり,結構高い台地になっていることがわかります.台地の上は住宅地になっていて,網走の人の大半はここに住んでいるんじゃないかと思います.
8:52 駒場北2丁目
Japanese Traditional Roadsideです.北海道みたいなまっすぐな道の両脇に,日本みたいな大きな箱に店があるような場所がいっぱいある感じの道が続きます.バスは誰も乗らず降りず,通り過ぎていきます.
8:53 駒場北4丁目
よく見ないと景色が変わっていることに気づきません.文化様式を廃することを文明だと考えた現代日本の一般的光景です.
8:54 やわらか銀行
郵便局と銀行があります.こんな感じで大きな道路沿いには店がいっぱいあります.その奥には住宅しかないといった,楽しい暗黒世界的都市の光景が続きます.
8:54 駐車場
駐車場があります.駐車場の周りには,マクドナルドとかケンタッキーとか世界的に有名な飲食店があります.網走にも21世紀の世界秩序による安定と平和がもたらされていることがわかります.
8:54 DEEP STATE
SAPPORO DEEP STATE: SATSUDORA
8:56 つくしが丘を下る
長かった台地も終わりです.つくしが丘地区の坂を降りてきます.ここを降りると鱒浦海岸が広がります.
8:57 釧網本線
網走釧路間を結ぶ釧網本線の線路が見えます.鉄路は台地の下の縁を通り続け,ここから斜里町までは海岸を行きます.奥にオホーツク海が見えます.写真では見えませんが,このあたりは鱒浦漁港になっています.漁業だけでなく,商港としての側面も強い網走港の他にも,能取や卯原内,呼人などの漁港が網走には複数あり,鱒浦港もその1つです.
8:57 港
港の周りの漁業関連の施設がたくさん見えます.
8:58 明るい選挙
ちょうど網走市長選が行われていました.候補は2人です.現職の水谷氏と共産推薦の新人飯田氏が争います.誰がどう考えても現職が勝ちますが,こうやって負け戦をしてくれる共産党がいるおかげで無投票で首長が決まる民主主義の敗北みたいな事態が起こりにくくなっているという側面もあるように思います.やはり,地方の選挙は日本の民主主義の脆弱さを感じることができて,大変に良いと思います.
8:58 鱒浦
鱒浦地区は道路と海岸に家が並んでいます.おうちですね.
8:59 海
鱒浦地区を抜けると,オホーツク海,鱒浦海岸が広がります.釣りをしている人の車とかがとまっています.
8:59 波
空が青いですね.とてもきれいだと思います.
8:59 深淵
奥の方にうっすらと知床半島が見えるのがわかるでしょうか.天気がいいともっときれいにみえるんじゃないかなという気持ちです.
9:00 道
鱒浦海岸から藻琴浜まで,何もない道を進みます.海岸沿いに行く道のりはもうすぐ終わりです.
9:01 藻琴
藻琴地区が見えてきました.奥に見える山は斜里岳とかでしょうか.なんもわかりません.
9:01 藻琴駅
木造のぼろい建物が見えます.釧網本線藻琴駅です.こういうのって国鉄時代から何も変わってなさそうだなという気持ちになりますね.平成の間なにもしてなかった引きこもりニートと同じです.まだ,外にいるだけ引きこもりよりましかもしれません.
9:01 右折
藻琴駅前の交差点を右に曲がります.ここからずっとまっすぐ行くと東藻琴に行くことができます.
9:01 藻琴地区
藻琴地区の駅前通りです.ただ,街の規模が小さいので,すぐに通り抜けてしまいます.藻琴地区を抜け,東藻琴まではフリー乗降制になっています.降りたいところで降りれるみたいです.田舎みたいな仕組みだと思います.
9:03 草
しばらくすると,左側に藻琴湖が見えてきます.湖というとなんかすごそうですが,実態はちょっとでかい沼って感じなんじゃないでしょうか.
9:03 沼
水がいっぱいありますね.
9:03 水
風が吹いて水面がびよんびよんしています.
9:03 鳥
鳥さんたちが水面をぷかぷかしています.たのしそうですね.
9:03 木
藻琴湖も終わりです.ここからは北海道の田舎が続きます.
9:05 道
真っ直ぐな道です.藻琴駅前から,しばらくの間南南西方向に伸びる藻琴基線の区間,まっすぐな道が続きます.しばらくすると藻琴基線は終わり,道は南南東へと進路を変え,東藻琴基線の区間になります.東藻琴基線を行き,藻琴川沿いの台地の上に登ったところに,東藻琴地区があります.
東藻琴って地図で見ると,別に藻琴の東にあるわけでもなんでもないんですが,西の方に進む藻琴基線が東に進路を変えた先にあるから東藻琴って名前になっているんじゃないかなと思っています.よくわかりません.
9:06 畑
藻琴川周辺の地域は,甜菜の栽培が盛んです.ちょうど甜菜の収穫時期みたいで,畑には収穫が終わったところとまだ収穫が終わっていないところがありました.
9:07 収穫
甜菜の収穫が行われています.機械で畑から無理やり収奪した甜菜のみなさんを積んだなんか大きいものが見えるのがわかるでしょうか.
行きはバスで行きますが,帰りは自転車で降りてくるつもりで,熊遭遇リスクがあるなと思っていたのですが,結構農作業をしている人が多く,バスで通ったところと同じところを通れば,熊遭遇リスクは低いように思いました.
9:08 谷
藻琴湖からしばらくは広い谷底平野が続いていましたが,しばらくすると,谷あいの幅がどんどん狭くなっていきます.ここを抜けると,盆地になり,藻琴基線も終わります.
9:09 たにあい
谷あいを超える道はぐねぐね曲がります.北海道の道も曲がることがあるみたいです.
9:09 橋
登っていきます.
9:09 畑
道路と藻琴川の間の狭いところにも畑があります.収穫は終わってしまったみたいです.
9:10 工事
工事がされていました.年度末でもないのになんでこんな時期に工事するんだろうという気持ちですが,もしかしたら冬の間は工事をするのが大変なので,冬になる前にやっているのかもしれません.
9:10 ダート
舗装を剥がして舗装をしていました.がたがたしています.
9:11 畑
谷あいを抜け,最初に広がるのは稲富地区です.畑が広がっています.
9:12 東藻琴へ
谷あいを抜け,道は大きく左に曲がり,進路を南南東へ変えます.そのため,バスの左側からは,先程通ってきた谷あいの谷間が見えています.ここからは藻琴川の盆地みたいな区間が続きます.
9:13 東藻琴基線
谷を抜けると,東藻琴までは直線の道を進むだけです.
9:13 エミュー
農大エミュー牧場があります.大きい鳥がいるみたいです.おいしいのでしょうか.
9:13 工事
自分が行ったときは,藻琴から東藻琴まで行く道路はたくさん工事をしていました.
9:15 境
網走市と大空町の境界を超えました.東藻琴地区は大空町に属しますが,これでようやく東藻琴に入ったことになります.
9:16 畑
もうすぐ東藻琴です.
9:16 街
奥の方に東藻琴の街が見えてきました.うれしいね.
9:17 寺
東藻琴の街に入って一番最初にあるのはお寺です.
9:17 東藻琴
感動で涙が止まらない.
9:19 原紺商店前
東藻琴行きのバスは終点・原紺商店前に着きました.ここで降ります.
9:20 バスのりば
のりばですが降りました.ついにずっと来たかった東藻琴に来ました.結局,東藻琴まで来たのは私だけでした.祝日の午前の便に東藻琴まで来るのが自分だけということは,東藻琴は観光地としてはまったく魅力的でないということがわかります.東藻琴はすごくいいところなので,みなさん来ましょう.午後4時には日没になってしまうので,網走まで自転車で帰ることを考えると,午後1時には東藻琴をでなければならないのですが,それまで3時間ほど,東藻琴にいることができます.
つづき
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